› ジェット風船は永遠に › 2009年06月16日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2009年06月16日

恐怖のカージャック(実話)

先週,
酔っぱらい(らしき人)が車を襲ってきたことを書きました。
(その時の様子はコチラで)


その時に一番下にちょこっとだけ,
それ以上に怖い体験をしたってことを書いたのですが,
ちょこっとだけ(御一人…)反応があったので,
ネタもありませんし(本音),
その時の様子を書いてみようと思います。









今から10年以上前のこと。
バイトが終わった帰り道。
ちょっと寄り道して帰ろうと,某黄色い古本屋に寄りました。

ひとしきり立ち読みをし,
さてそろそろ帰ろうかと車を走らせると,道は結構込んでいました。


信号は赤。
信号が変わってもしばらく動かないだろうなぁ…と思っていると,


ガチャ…


と,突然助手席のドアの開く音。




え? なに? …と思って助手席を見ると,
見ず知らずの男の人
そしてその手には包丁,しかも2本!




「車出せ~!!!」


男は,片方の刺身包丁を私に突きつけてながら叫びます。



「追われてるんだ!!
  早く車出せ~!!!」



この時,私は
「このまま車を走らせたら,この人降ろせなくなる」となんとなく考えました。
そうでなくても道は渋滞。しかも赤信号。


「赤信号ですし,出せませんわ」



「なんでもいいから早く出せ!!!」



「そう言われても,動かせませんからね~」







後から考えれば,
この瞬間に刺されてたのかもしれません。
でもこの時は,

この人と走り出したら,余計に大変なことになる。
それだけはイヤだ。


という考えしかなく,それを押し通します。



そのまま激昂するのではと思っていたのですが,
車が動かないことに痺れを切らした男は,
そのまま車を降りていきました。





「よし,このまま警察に行かねば!」
と思った瞬間,安心したからか,
アクセルが踏めないくらいに足がガクガク震えだしました。


やっとのことで交番にたどり着いたのですが,
そこにはすでに,不審な男がいることを伝える人が数人来ていました。
私が実際に乗り込まれたことを警察の方に告げると,
詳しい被害状況を尋ねられました
(その途中,男の逮捕の知らせが入りました)。



事情聴取が終わり,帰宅すると,
まもなく警察から連絡。
取調べに立ち会ってくれとのこと。

自宅でほっとしたところだったのですが,
本人の確認が必要とのことだったので,
宮崎北署へ行きました。


男を取調べしている部屋の隣に通されると,
鏡(マジックミラー!)越しに覗かされ,
「あの男に間違いないですか」という,
ドラマで見たことのあるような場面を体感。


「はい,間違いありません」

その後更に2,3聴かれたのですが,
その時に男が薬物中毒だということを聞かされました。





以上,
今でも思い出すとヒヤッとする,
私の恐怖体験でした。  

Posted by tachy at 23:10Comments(0)Diary