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2009年06月30日

木村大作監督にアッパレ! 「剱岳 点の記」





時は日露戦争直後。
戦勝の空気が世間に漂う中,
陸軍は迫り来るロシアの脅威から領土を守るべく,
日本地図の空白地だった越中剱岳の登頂,三角点の設置を命じます。

時同じくして,
当時創立間もない「日本山岳会」もまた,
欧州の最先端の山岳技術を持って,
前人未到の剱岳の登頂を表明します。


ぶつかる軍の威信と山岳会のプライド。


それぞれの対立と葛藤,
その先にある心の動きを,
心から搾り出される台詞色鮮やかかつ過酷な映像で,
木村大作監督が見事に撮り切った,
すばらしい映画でした。


「この映画には善人しか出てこないんだよ!!」

「厳しさの中にしか美しさはないんだよ!!」


(雪崩のシーンの撮影前に)「逃げたら承知しねぇぞ!!」

という,監督の信念と全てのスタッフ2年半の戦いの成果。



本当に厳しさの中に挑んだからこそ撮れた,
様々な剱岳の四季の表情は,ただただ見惚れ,
ただただ息を呑むばかりでした。


ただ地図を作るためだけに挑んだ男たちを,
ただ映画を撮るためだけに挑んだ仲間たちが描いた『剱岳』。


ぜひ明治の男たちと,
偉大な不良・木村大作監督の仕事っぷりを観に,
映画館に足を運んでもらいたい作品です。

当時の『日本山岳会』の記録も公開されているので,
日本山岳会のリンクも紹介しておきます。


映画『劔岳 点の記 -ツルギダケ テンノキ-』公式サイト
社団法人日本山岳会




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